カラーリングを一新。5年ぶりのタイトル奪還を目指し、始動

いよいよ2025年シーズンが開幕する。初戦の舞台は岡山国際サーキット。昨シーズンは予選、決勝ともに3位の結果を残しており、今シーズンはさらにその上を求めて戦いに挑むのは言うまでもない。山本尚貴、牧野任祐両選手という不動の布陣を敷くチームクニミツだが、彼らによるコンビも早や6年目となり、今シーズンも息のあった仕事ぶりを遺憾なく発揮してくれるに違いない。
昨年投入されたシビック・タイプR-GTを今シーズンからメンテナンスするのは、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)。新たにタッグを組んでさらに強固なチーム作りを進める一方、より密なコミュニケーションを構築することで、もともとある総合力を高めていきたいと考える。

オフシーズンの公式テストは不安定な天候に見舞われることが多く、どのチームにとっても滿足のいく走行ができたとは言い難い状態だ。だからこそチーム力を活かし、この岡山からしっかりとスタートダッシュを決めたいところ。ライバルの連覇を阻止するためにも、チームクニミツだけでなくホンダ陣営による上位争いも重要になる。
なお、今シーズンは、スタンレー電気株式会社様がメインスポンサーとして30年という記念の年でもある。チームを長らく支えて下さることに深く敬意を評し、マシンカラーリングも一新。ブラックからホワイトへのグラデーションをベースカラーにしてイメージに変化を持たせている。新たなカラーリングを纏ったNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTによる2025年シーズンの躍進を誓うとともに、虎視眈々と着実な戦いを続けられるよう、強さをアピールするシーズンにしていきたい。
