チームクニミツ

2025 RD3 MALAYSIA FESTIVAL 2025 RACE PREVIEW

ROUND3

2025 AUTOBACS SUPER GT Round3 SUPER GT MALAYSIA FESTIVAL 2025

予選日:2025年06月27日決勝日:2025年06月28日
サーキット:セパン インターナショナル サーキット

復活のセパン戦、ナイトレースで躍進を目指す

 5月上旬にシーズン2戦目の戦いを終えた今年のSUPER GT。その後、しばしインターバルを挟んで迎える第3戦は、その戦いの舞台を海外へと移すことになる。シーズン中盤戦に向けて少しでも優位なポジションを得るためにも、STANLEY TEAM KUNIMITSUの山本尚貴、牧野任祐両選手のコンビによる初セパンでの一戦を力強く戦いたい。

第2戦富士で3位表彰台を手にしたNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT。ホンダ勢トップとしてシリーズランキング4位でマレーシアでの戦いを迎える。ランキングトップ3を独占するトヨタ・レクサス勢を猛追するためにも大事な一戦になるのは言うまでもないが、何しろ、マレーシアでのレースは2013年以来。山本選手はGT500でのレース経験はあるものの、牧野選手にとっては初めてNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTをレースで走らせることになる。オフシーズンにはウィンターテストを実施しているため何ら心配はないが、どのチームにとっても未知数の戦いになるはずだ。

 なかでも、特筆すべきは決勝レースのスタート時間。現地でのテストでは夜間走行も実施したが、実際には日没前にフィニッシュすることを想定した時間でスタートを切ることになる。新たな挑戦となるだけに、心して戦いに臨みたいところだ。

 気候的には日本よりも高温多湿、またサーキットも中高速コーナーがたくさんあるユニークなレイアウトをしており、ドライバーのスキルが問われるテクニカルコースとして知られる。また、開催時には突然のスコールも気になるところ。まさに、チームの真骨頂である総合力を活かして対応することが大事となる。

マレーシアでは38kgのサクセスウェイトを搭載し、戦うことになるNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT。シリーズ争いを順調に進めるために、レースでは1点でも多くポイント獲得を目指すためにも、さまざまな不確定要素を踏まえた戦略をもってパフォーマンスをしっかりと引き出したい。