フルウェイトでの初オートポリスはターニングポイントに！

　第5戦鈴鹿の延期に続き、第6戦スポーツランドSUGOの一戦も天候不良の影響を大きく受ける事態となった。予選の代わりとして公式練習時のタイムが決勝スタートのグリッドに反映され、レースも開始時間においてディレイが繰り返されるなど、イレギュラーな展開が続くなか、粘り強く戦い抜いた結果、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTは5位でフィニッシュを果たした。

　シリーズランキング3位で挑む第7戦オートポリス。風光明媚な山間部に位置するサーキットは、アップダウンがあり、タイヤへの負荷も大きく、特長あるレイアウトを持つ。攻め甲斐がある一方で、パッシングポイントが少なく、レースではフラストレーションも溜まりやすい。それゆえに、予選ではひとつでも前方のポジションを狙いたい。

　しかしながら、今シーズンは第5戦鈴鹿が延期され、このオートポリス戦は事実上シーズン6戦目に該当する。つまり、獲得ポイントによって課せられるウェイトは半減されず、フルウェイトとなる。車重やパワーの差が影響を受けやすいだけに、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTとしては、まさにターニングポイントの一戦と言えるだろう。

　

　　

　僅差でのタイトル争いを勝ち抜いていくために、しぶとく粘りある戦いを見せて、もてぎ、そして最終戦となる鈴鹿へと繋いでいきたい。まさにチームとしての総合力が問われる戦いになるはずだ。