濃霧の朝を迎えた予選日のオートポリス。公式練習を前に実施予定だったサポートレースが開始時間になっても走行できる状態ではなく、その流れでSUPER GTの走行セッションも開始時間が先延ばしになる。しかし、コースコンディションは依然として改善されず、結果として午前10時30分に、午前中の走行をすべてキャンセルすることが発表された。
その後、霧も晴れて雨も止み、幸いファンサービスの一環であるサーキットサファリやピットウォークは実施されたが、午後1時を前に天候が激変。激しい雨が降り続け、ときに落雷が発生する悪天候になる。
公式練習のキャンセルを受け、公式予選は午後2時50分からGT300クラスがスタートする予定だったが、コース上には何本もの川が発生し、場所によっては土砂が流出。全面的に安全確保を最優先した結果、午後2時すぎには予定されていた全セッションのキャンセルが決定した。これにより、第7戦はワンデーレースとして実施することになり、日曜日の午前8時から公式予選を開催することが併せて発表された。