タフな攻防戦を続け、8位チェッカー

シーズン開幕戦から3週間という短いインターバルで迎えたSUPER GT第2戦。「FUJI GT 3HOURS RACE GW SPECIAL」の戦いは、静岡・富士スピードウェイへと戦いの舞台を移し、ゴールデンウィークの5月4日に決戦を繰り広げた。
ホンダ勢は、今シーズンから新たにPRELUDE-GTでの戦いに挑んでいるが、山本尚貴選手、牧野任祐選手を擁するチームクニミツは、朝の公式練習からセットアップ等の作業を続け、9番手でセッションを終了。予選で好グリッド獲得のため、ノックアウト予選に向けてさらなる見直しの必要性を感じたチームは、大幅なセット変更に着手。時間が許す限り作業を続け、公式予選に臨んだ。
まずは牧野選手がQ1に臨むと、3番手でQ1通過。セット変更が奏功する。続くQ2では山本尚貴選手がアタックを担当し、7番手で翌日の決勝を迎えることになった。

予選日の夜遅くから激しい雨、強い風が吹き荒れたサーキット界隈だが、幸い決勝日の朝には雨も上がり、決勝はドライコンディションでの戦いが可能となった。
3時間という長い戦いでは、山本選手がスタートドライバーに。レース序盤からのポジションアップを目指したが、思いのほかペースが上がらず、苦戦する。僅差での激しい攻防戦が続くなか、開始から1時間を超過した45周終わりでルーティンのピットワークを実施。他車よりもタイミングを遅らせる戦略を採った。また、タイヤ交換、補給に加え、牧野選手へと交代した。
牧野選手は10番手でコース復帰すると、ポジションアップを目指して好機を伺うが、ペースが思うように上がらず逆転に繋がらない。レース後半の77周終わりに2度目のピットインを迎えるなか、牧野選手がダブルスティントを担う戦略を採った。
だが、コース上ではスープラ勢が台頭するレース展開に。そのなかでペース的にも精彩を欠く戦いを強いられてしまい、No.100 STANLEY HRC PRELUDE-GTは8位チェッカーの結果に留まった。
今シーズンは第3戦マレーシア・セパン大会が延期(今シーズンは中止)となったため、次の実戦は8月初旬の第4戦富士に。今回と同じ富士ながらレースフォーマットは300kmとなるが、今大会で得たデータをもとにホンダ勢としてのボトムアップを図り、なんとしても上昇気流に乗りたいところだ。


